脊柱管狭窄症は治る?
こんな悩みで困っていませんか?
- 少し歩くだけで脚が痛くなるが、座って少し休むと、また歩ける。
- 整形外科に行ったら脊椎すべり症と言われて薬を飲んでいるがあまり変化がない。
- お尻や脚に痛みやしびれがあり、座骨神経痛と言われているが、なかなか改善しない。
- MRIによる診断で、脊柱管狭窄症と言われたが自分で治す方法を探している。
- 今ホットヨガに通っているが、良くなったり、ならなかったりで、続けるかどうか迷っている
さて、脊柱管狭窄症になるとなぜ足腰がつらくなる?
背骨の中心には神経の通るトンネルがあり、加齢や今までの腰にかけた負担により、様々な形に変形し、そのトンネルを通っている神経や血行が阻害されるケースが出てきます。同じ「お尻から脚にくる症状の」椎間板ヘルニアが原因の座骨神経痛とちがって、数分腰掛けて休むだけで痛みやしびれが収まってくるのが特徴です。
年寄りのように腰を曲げて歩くと痛みがすくなることがあります。
さて脊柱管狭窄症を治すにはどうすれば良いのでしょう
1. 手術をする
脊柱管狭窄症は背骨による神経や血管の圧迫が原因なので、背骨を削ったり、固定する手術をします。ただし、すべての手術が良い結果になるわけではありません。当院に来た患者様の中には、手術後、痛みが全く改善しなかったり、”すべり症”の手術をすれば治ると言われたが術後の痛みは何の変化もなかったとのことでした。
2.運動やストレッチをする
脊柱管狭窄症の方の腰椎はいわゆる”反り腰”になっていて、後方にある靭帯が脊柱管を狭くしているので、運動やストレッチで逆方向に強制することが効果的です。そして日頃、腰を反らないよういつも意識することが肝心です。”反り腰” のヒトの運動で適しているのが、水泳で言うとクロールです。平泳ぎは悪化する可能性が強いので避けてください。自転車に乗る運動もお薦めします。歩くときは、老人用の押し車を使うと比較的痛みがなく歩けますのでお試しください。
3.カイロプラクティック・整体・指圧などで腰椎の矯正をする
脊柱管狭窄症になってしまった方は、腰椎が地面に対しなるべく垂直になっていた方が良いので体幹の筋肉のこりや関節の可動域などの施術をしたり、寝るときも含めた日常の姿勢や望ましいストレッチなどのアドバイスもしますので、なるべく実行してください。マッサージは血行が良くなるだけなので、脊柱管狭窄症に関しては効果は低いかもしれません。