＜股関節の痛みの原因＞

1. 股関節形成不全・・・生まれ付きの関節変形がある。

２.日頃の姿勢のクセや関節に過度の負担をかけたとき。

３．ヘルニアなどが原因で起きる放散痛。

４.仙腸関節のゆがみで股関節痛が出ることがある

　　　<施術法＞

1.　形成不全

　生まれつき股関節の形に変形があり、幼い頃に脱臼を起こしてしまうものを「先天性股関節脱臼」と言います。成長とともに違和感が消える方が多いのですが、体重がかなり増えてしまったり、脚に重い負担のかかるスポーツなどした方は成人してから違和感や痛みが出てくる場合があります。当店では指圧をしながら関節を動かし、筋肉痛を和らげ、超音波マッサージ等を使って関節の可動域を増やす施術をします。コルセットなどするとかなり楽になる方もいます。

2.　日常生活の中で問題が起きた場合

　関節に負担をかけた為に起きた痛みは、施術後、正しい関節の使い方をアドバイス

　　します。それを実行していただけると再発の確率がかなり下がります。

　　関節の痛みは分かりやすく言うと、使いすぎか、あまり動かさなかった結果に起きます。

　　自分で考えてみて、運動やストレッチ不足と思えたら“貧乏揺すり”でもいいのでなるべく

　　日頃から股関節を動かすようにしてください。当院では基本的に、股関節の可動域を増や

　　して痛みを取っていきます。

３．ヘルニアが原因で股関節が痛む場合

　　腰椎のヘルニアの施術と股関節周囲の指圧をしますと、股関節の痛みは徐々になくなります。痛みや違和感を長期間放置していると､骨盤に変形が起きたり痛みが強くなってきて、治りにくくなってしまうので軽度の内にお越し下さい。

４.　仙腸関節のゆがみで股関節が痛くなる場合。

問診の後、ピンポイントで患部の施術をします。早期に改善する方が多くいらっしゃいます。

　　静岡市　介護職　70歳

介護の仕事で腰痛になり座骨神経痛になり最近は股関節が痛くなり、痛くて自転車にも乗れなくなってしまったとのこと。整形外科で治療を受けたが投薬ばかりであまり改善しなかったとのこと。今日は骨盤とそけい部の施術をして終わる。一週間後、再来院したときは､股関節の痛みがきれいに治り、仕事ができていることをやたら喜んでいた。